喪中の範囲は何親等まで?祖父母・義理の親・おじおばは?

公開 2026年9月27日・はがきのこよみ編集部

こたえ

喪中にするのは一般的に2親等までです。配偶者、父母・子(1親等)、祖父母・兄弟姉妹・孫(2親等)と、配偶者の父母(義父・義母)が入ります。おじ・おば・甥・姪(3親等)、いとこ(4親等)は一般的には喪中にしません。法律の決まりではないので、同居していたなど近い間柄なら喪中にしてかまいません。

亡くなった方と時期を選ぶと、今年どうするかがわかります

    続柄の早見表

    亡くなった方(あなたから見て)親等喪中にするか
    夫・妻配偶者(親等なし)する
    父・母1親等する
    子1親等する
    配偶者の父・母(義父・義母)姻族1親等する(実の親と同じ扱い)
    祖父・祖母2親等するのが一般的。別居で付き合いが少なければしない人も
    兄弟・姉妹2親等する
    孫2親等するのが一般的
    配偶者の祖父・祖母姻族2親等家庭による。しない家庭も多い
    配偶者の兄弟・姉妹姻族2親等家庭による。別居ならしない家庭も多い
    おじ・おば、甥・姪3親等一般的にはしない。同居・親代わりならしてもよい
    いとこ4親等一般的にはしない

    「喪中にするか」は、喪中はがきを印刷している会社や葬儀社の案内に共通する一般的な扱いです。

    親等の数え方

    親等は、自分から亡くなった方まで、親子の関係を何回たどるかで数えます(民法726条)。

    • 父母・子は1回たどるので1親等。
    • 祖父母は父母→祖父母の2回、兄弟姉妹は父母→兄弟姉妹の2回で2親等。
    • おじ・おばは父母→祖父母→おじ・おばで3親等。
    • 配偶者には親等がありません。配偶者の親族は「姻族」と呼び、配偶者から見た数え方をそのまま使います(配偶者の父母は姻族1親等)。

    喪中の範囲は法律の決まりではない

    喪中にするかどうかを決めた法律はありません。かつては親族ごとに喪に服す期間を定めた決まりがありましたが、いまは慣習として「2親等まで」が目安になっているだけです。

    そのため、次のような場合は範囲の外でも喪中にしてかまいませんし、範囲の中でも家族で相談して喪中にしないこともあります。

    • 同居していたおじ・おば、親代わりに育ててくれた祖父母の姉妹など、近い間柄だったとき
    • 離れて暮らしていて、ほとんど行き来がなかった配偶者の祖父母のとき

    迷ったら、同じ方を亡くした家族(とくに配偶者の実家)に合わせるのが、行き違いが起きにくい決め方です。

    夫婦で出すときの続柄

    夫婦連名で喪中はがきを出すときは、世帯主から見た続柄で書くのが一般的です。夫が世帯主の場合、夫の父は「父」、妻の父は「義父」または「妻の父」と書きます。詳しい書き方は喪中はがきの文例にまとめました。

    喪中はがきを出す相手の範囲

    喪中はがきは「年賀状を控えます」という知らせなので、毎年年賀状をやりとりしている方に出します。

    • 年賀状のやりとりがない方には出さなくてかまいません。
    • 同じ方を亡くして、お互いに喪中とわかっている親族には出さないのが一般的です。
    • 仕事の相手には、会社としての年賀状は例年どおり出し、個人として年賀状をやりとりしている方にだけ喪中はがきを出す人が多いです。

    よくある質問

    Q. 喪中の期間はどのくらいですか? A. 一般的には亡くなってから1年(一周忌)までです。2025年12月までに亡くなった方なら、2027年の正月は喪中にしないのがふつうです。

    Q. 喪中に年賀状を受け取ってもいいですか? A. 受け取るのは問題ありません。年賀状で返事をせず、松の内が明けてから寒中見舞いでお礼を伝えます。

    Q. ペットが亡くなったときも喪中はがきを出しますか? A. 喪中はがきは親族が亡くなったときのものなので、一般的には出しません。年賀状を出す気持ちになれなければ控えて、届いた方に寒中見舞いで返事をすれば失礼になりません。

    Q. 同じ年に二人亡くなりました。どう書きますか? A. 1枚の喪中はがきに、亡くなった順に二人の名前を並べて書きます。例文は喪中はがきの文例にあります。